中国から見れば赤子の手をひねるようなもの

 日本が唱える友好とは共存共栄のことだが、これが中国に通用すると思っているところに民主党政権の甘さがある。中国にとって友好とは、表現は汚いがお互いの「玉」を握り合うこと。イザという時は仕掛けた方も甚大な被害に合うことを前提に成り立っている平衡を指す。従って、先きに船長を返してしまっては、平衡状態しいては交渉にならない。恫喝し放題の状況が出現する。船長を先きに返せば事態が収拾に向かうと考えていたとは外交音痴も甚だしい。あくまで地検判断は起訴とし、政治判断は可能だがとカードをちらつかせ、譲歩を引き出すべきだっただろう。

 『沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、容疑者の中国人船長釈放を受け、同国が25日、謝罪と賠償を要求したことで、政府は事態の長期化に懸念を強めている。中国の求めに応じて船長の身柄を返せば、収拾に向かうとみていたためだ。政府は当面、中国の真意の確認を急ぎ、打開の糸口を探る構えだ。』

 さらにせっかく菅直人首相、前原誠司外相が9月24日ニューヨークにいて記者会見しながら建前論しか言わなかったことも痛い。ここは、国際社会に日本の正当性、中国の暴挙を理を尽くして訴えるべきだったであろう。ビデオも本当に見せれるものであれば、堂々と見せたらよかった。(言論)戦争はたとえどれほど正当性があろうとも負けたら既定事実となり挽回が困難になる。国際社会を味方すれば中国とて無茶を通すことは国益にならないと判断しただろう。

『訪米中の前原誠司外相は24日(日本時間25日)、ニューヨークでこれを聞かれると「コメントは差し控えたい」と言及を避けた。』

 『24日午後(日本時間25日朝)、ニューヨーク市内で記者会見した菅直人首相は建前論を繰り返した。 「(中国船長の釈放は)検察当局が、事件の性質などを総合的に考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」  24日午後(日本時間25日朝)、ニューヨーク市内で記者会見した菅直人首相は建前論を繰り返した。 「(中国船長の釈放は)検察当局が、事件の性質などを総合的に考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」』

 次のコメントもまるで受け身で頂けない。ここは、少なくとも巡視船の修繕費を請求するくらいでないとバランスが取れない。
 『菅首相は26日昼、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で中国政府が謝罪と賠償を求めていることについて、「尖閣はわが国固有の領土だ。謝罪や賠償は考えられない。全く応じるつもりはない」と拒否する考えを示した。』

 しかし、一番の問題は閣僚が集まって対策を練った形跡もなく、一部の人間(仙石)のその場しのぎの知恵で外交をして敗北したということだろう。

中国反日暴動のトリックとは?
http://fightingfalcon.at.webry.info/200802/article_9.html
「みんな仲良し」に潜む矛盾
http://fightingfalcon.at.webry.info/200803/article_2.html

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この記事へのコメント

2010年09月27日 10:20
日本国民みんながびっくりした様におかしいよねえ。
今後、同じ様な漁船が大量に来て、大量にぶつけられるぞ。中国からしたら、なんてったって、英雄だもんね。
スカイ・ラウンジ
2010年09月27日 22:39
コメントありがとうございます。アジアの国々が注目する中で一方的な譲歩をして失敗。その外交の失敗を検察のせいにするというのもまた笑止千万ものでしょう。

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