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zoom RSS 中国反日暴動のトリックとは?

<<   作成日時 : 2008/02/23 15:07   >>

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 結論から言うと、反日暴動、デモ等は決して組織的なものでなく、ましてや反日でもない。巧妙なトリックでしかない。以下にいくつか事件を並べた後に真相を検証する。

 「2008/2/20に行われた東アジア選手権・男子(重慶)では、日本は、地元中国に1−0勝利。この日の日中戦には17日の開幕戦の約2倍となる3000人の警備員が動員されたが、試合終了後に中国ファンが日の丸の旗を焼くなど、反日感情の根強さをうかがわせた。」

 警備が厳重になったとは言うものの、残念ながら4年前のアジア選手権が再現された形となった。

そしてまだ記憶に新しい2005年
 「上海で四月十六日発生した大規模な反日デモは、同日昼までに一万人規模に膨れ上がり、一部が日本総領事館前で気勢を上げた。当局側は、警官隊を街角に立てて、デモ隊が暴れないよう神経をつかう一方、反日デモそのものは容認する姿勢を示し、結局は、一部が暴徒化するのを阻止できなかった。」

画像


 筆者は、この暴動を領事館まで行ってこの目に収めた。

 この時、筆者には中国人の反日感情とは、かほどに根強いのかという恐れを感じた。
と同時に不可解に思ったことがあった。即ち、投石する過激な人たち(一見して浮浪者)がいる一方で、大多数は「愛国無罪」「小日本」とかの横断幕、プラカードは掲げているものの、どう見てもピクニック気分しか見えない大多数が行進している。また政府(警察)は阻止しようと体制を整えては見るが、阻止をしない、破壊を傍観しているのはなぜか。


 この疑問が以降、頭から離れなかった。
 何より本当の反日であればその後、継続的にデモがあっても良いし、何より歴史解釈の問題が根本にあるのであれば、どこの国でもそうだが、知識人の反日論調があってもよいはずである。ところが、上のサッカーの大会に見られるように、暴徒はどう見ても、知識人とは程遠い。知的な論調もない。

 言論の自由がないとは言え、インターネットが発達しているわけだから、反日論文の発表もできるはずである。反日論調は共産党にとってはウエルカムのはずである。しかし、実際にはインターネットはデモの扇動に使われているだけである。


 その後、中国と中国人を知るようになりその謎が解けた。

 以下、順を追って説明する。
@まず、今の中国政府(共産党)は、中国人民を全くコントロールできていない。張子の虎、眠れる豚政府である(極秘)。

 (これは、駐在して初めて分かったことだが、実に中国人は共産党を全く信用していない。昔は、毛沢東、周恩来、ケ小平などのカリスマがいてそれなりの大義名分(実際に国民党、日本軍と戦った)があったのだが現在は、なぜ政権を取っているのか人々を納得させられるだけの背景を持ち合わせていない。税金を取られるだけで何もしてくれない。そもそも共産党一党独裁で、民意の反映のしようもないのだが。共産党が倒れる時は、ベルリンの壁のように一瞬だろう。その後、立て直す人材がいない問題はあるが。

 とにかく中国人に言わせれば、「上に政策があれば、下に対策がある」となる。この国は法治主義ではなく、人治主義、わいろ主義である。役人、警察天国である。人民は、救急車を呼んでも金がなければ、運んでおらえない。突然立ち退きを命令されても、借金して家を買わなければならない。)

Aしかし、この実態が外国にばれる、とりわけ自国民に万人の総意だと、ばれるわけにはいかない。共産党の存続を危うくする。

Bでは、どうするか。もちろん、自国内においては、言論統制だ。共産党批判はご法度とする。

 と同時に外国に対しては、何があっても、とにかく強弁する。謝罪などすれば外交でも駄目なのかと人民に見切られてしまう。さらに政府の有り難さを人民に見せ付ける必要がある。
いかに政府が、人民を守る為に、外交に頑張っているかを見せる必要がある。それには、対外的な事件を作り、人民に政府がちゃんと機能し、さらに外国を押さえつけることができることを示すことが有効だ。しかも、その外国が、かつて中国を支配した或いはしようと戦争を仕掛けた国であれば、その力の逆転を強烈に人民にアピールできる。

Cだがそれだけでは、人民の不満は納まらない。日頃、抑圧され自由がない人民に、何かのはけ口を、何かガス抜きを用意しなければならない。

Dここで反日のアイデアが登場する。あの江沢民だ。

E歴史を歪曲し、中国人がいかに残酷な扱いを受けて来たかを教育すれば、人民の反日感情は高まる、日頃の不満と合わせ、日本大使館、領事館へのデモ、暴動へと持って行け、政府の資産を傷めずにガス抜きができる。人民も教育されたとおり、反日暴動であれば、政府が甘いことを知っている。実際に、何かの切っ掛けで反日暴動が起こる。切っ掛けは歴史認識でも領有権でも日本製品でも何でも良い。

Fこれを盾に、共産党は声明を発表し日本政府と交渉する。

G日本政府は、反日デモは共産党の曲解歴史認識による洗脳の結果と知りつつも、中国人民の総意と捕らえてしまう。ところが、ここに錯覚、中国から言えば欺瞞がある

 このデモ、暴動は決して組織的なものでも理論武装されたものでもない。反日に便乗したただの日頃の不満の憂さ晴らしである。
なぜなら、過去がどうあろうと、今の自分には関係ないし、外国とりわけ日本の投資、工場、製品がなければ、今の中国がやっていけないことは、みんながうすうす感じている。もちろん、理論的な論調ももちろん無い。
 
 (とにかく、中国人は自分と自分の親族のことしか考えていませんから。)

Hところが、成熟した社会からみると、悲しいかなこの、ただの大人数の暴動が、団結した組織的な運動であるかのように錯覚してしまう。それは、なぜか。かつて組合闘争、大学闘争、赤軍派を経験したが故に、良し悪しは別として、何かしら理論武装に基づいた集団運動と同一視してしまう。ただの不満から各地で多数が投石するなどの民意の低い状態など、先進国ではとうの昔に卒業しているからだ。

 (ちなみに中国では町内会のような活動さえない。歴史的に、レジスタンスのような活動を恐れているのだろう。とにかく、まとまりが無い。)

Iところが、中国はその状態を卒業していないのだ。実に民意は2000年前の秦の時代と変わらない。 

 (中国人の友人も同じことを言っていた。今もって秦王朝の続きなのである。)

J一方、共産党としても、世界の目を気にしないわけにはいかないので、一応、人民に自制を呼びかけ、警備に立つ。ところが、日頃の不満から、簡単には共産党の言うことを聞かない。鎮圧でもしようものなら、今度は本命の共産党への反発デモに発展する可能性がある。従って、警備のポーズだけはとるがデモ抑制はしない、出来ない。ガスを抜かしておけ状態である

 (これが、見て見ぬふりをする頼もしき警察隊となる。

Kここで、今度はすり替えが行われる。「日本政府よ、見よ。これだけ中国人民の反日感情は、かくの如く強烈である。完全に人民を掌握している共産党でさえ、コントロールが効かない根深いものだ」と「一刻も早く人民に謝罪せよ」と。

 (日本政府は16日、中国政府が事実上、上海日本領事館の毀損を放置したと見て、強く抗議し再発防止を要請した。これに対して、上海市政府の広報官は「今回のデモは歴史歪曲などの一連の問題における日本政府の間違った態度と行動のために生じた」と反駁した。しかし、彼は「市民は許可されてないデモに参加しないで冷静を維持してほしい」と加えた)

Lさらに、これだけでは、日本国民全体を感情的にする可能性がある。そこで登場するのが、獅子身中の虫である。中国共産党機関紙「朝日」、「日経」、NHKなど日本のマスコミに共産党に同調した記事を書かせる。もちろん、批判するしか能のない社民党とかもここぞとばかりに気を吐き存在感を示す。

M日本政府は、外から内から追い込まれ崖っぷちに立ち、不本意ながら謝罪する乃至下手にでる。
 (強弁に謝罪では、いつまで経っても終わらない・・・。)

N中国政府は、人民に対し対面を保てるだけでなく、保証金(ODA)や新たな投資を貰える。

O人民は、破壊して憂さが晴らせるだけでなく、日頃共産党に陳情に行っても相手にされないか、「これでも賃上げしろと言うか?!これでもまだ上訴陳情するか!」と殴打され結局は泣き寝入りとなるのがオチで声が届かない。一方、何と反日暴動をすれば、世界中にニュースで流れるではないか。またやるか!となる。

ん?毒を入れてもニュースになるぞ!

Pそう、サッカーの暴徒がいみじくも表しているように、反日は、人民に唯一出来うる共産党への抗議運動なのだ、見かけは反日だが。

日本政府は、このトリックに引っかかってはならない。




 ざっと、こんなところでしょうか。



 中国反日暴動のトリックとは?(2)
 http://fightingfalcon.at.webry.info/200906/article_1.html

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反日祭りvs中国公安
先日、重慶で行われたサッカーの試合における中国選手のラフプレーや観客の観戦マナーなどがまた問題になっています。確かにワイドショーネタ的には面白いのですが、私は「北京五輪を控え、中国人の観戦マナーが…」といったステレオタイプのマスコミ報道には、ちょっと違和感を覚えます。 そもそも、球迷(チューミー)と呼ばれる中国のサッカーサポーターにとって、関心があり人気もあるのは、セリエAやプレミアリーグなど海外のチームや選手で、かつて日本代表だった中田選手や稲本選手なども彼らに一目置かれる存在でした。それに比... ...続きを見る
櫻党EX
2008/02/26 08:17

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございました。
私もエントリで述べましたが、全く同感です。反日デモと比較すると農民暴動や宗教弾圧への抗議暴動の本気度は全く異なります。もちろん、その映像が報道されることはまずありませんが。
sakuratou
2008/02/26 08:17

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