スカイ・ラウンジ「有視界飛行」

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<<   作成日時 : 2008/12/02 20:31   >>

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 かつてフランスの外務大臣が周恩来にフランス革命の成果について問うた時、フランス留学経験のある彼は、「まだ評価には早すぎる」と言ったという。実にフランス革命から200年も経っているのにである。

 十数年前にこの話を本で読んだ時、さすが4000年の歴史のなせる技、かように中国人は考えるのかと当時感心したものだ。が、実際に中国に駐在して、まもなく実はそれとは対極にあることが分かった。どうもこれは、周恩来の個人的資質に違いない。

毒入り食料大国もあるが、一方でニセモノ大国という側面がある。これなど、この対極をあらわすのに実に的確な例であると思う。

 日本とて、その発展期にニセモノが出回ることがなかったとはいえない。しかし、その後この知財に関してはかなり厳格になってきていると思う。理由は、ニセモノの氾濫がその産業を滅ぼすことが自明であるからだ。

 即ち、開発費をかけた企業より、マネした企業の方が安く作れる。ニセモノが増えるということは値段勝負だけになるということであり、結果まず開発投資をした本家がつぶれ、その後ニセモノ業者がつぶれ、ついにはその産業は途絶えるか、或いは知財に守られ技術革新を行っている外国企業に占有される。

 少々長い目で見れば、ニセモノ産業は一時だけの栄華でしかないはずなのだが・・・。周恩来が生きていれば何と叱責する?

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